帯電防止袋でクリーンルーム内の異物対策【解決事例】

今回ご紹介するのは、電子部品メーカーのD社様の成功事例です。
D社様の課題は、「クリーンルーム内の清浄度を保ちたい」ということでした。

D社様の製造工程は、ほぼ全てがクリーンルームで行われており、異物管理が徹底されております。
クリーンルームの清浄度を管理する際には、「異物を室内に持ち込まない」ということが非常に大切になりますが、そのために必要とされる包装資材が「帯電防止ポリエチレン袋」です。

紙類は紙粉(異物)を発生しやすいため、クリーンルームに不向きですが、プラスチック類はフィルムから異物が放出される懸念が少ないため、紙と比べるとクリーン度が良いです。

しかし、一般的なポリエチレン袋は絶縁体であり、帯電しやすい性質があります。そのため、フィルムが周辺の空気中の静電気を吸い寄せてしまい、同時に微細なチリやホコリも付着してしまうという問題が生じます。

そこで必要になるのが帯電防止ポリ袋です。
帯電防止ポリ袋は、フィルムに吸着した静電気を速やかに空気中に放出し、フィルム自体が帯電することを防止します。

そのため、チリやホコリも吸着しにくく、さらに、クリーンルーム入室の際のエアシャワー風圧があれば、仮にチリやホコリを吸着していても、簡単に吹き飛んでくれます。

また、D社様がご使用になっている、ブリードアウト(溶出)成分がほぼゼロの帯電防止ポリエチレン袋であれば、帯電防止剤自体も表面にブリードアウトしづらい添加剤を使用しているため、さらに高いクリーン性能を保つことが可能となります。

今回ご紹介の商品はこちら

クリーンルーム用帯電防止ポリ袋 | 包装資材のfinepack
半永久帯電防止クリーンポリ袋 | 包装資材のfinepack

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