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離型PETフィルム(シリコーンコートPET)が活躍する場面とは
現場作業では、金型を用いたプレス加工や成型加工を行うことがあります(モールド加工、キャスティング向け)。その際、密着されているものを綺麗に剥がすことは難しいとされる場合が多いです。
剥がしにくい状態で作業してしまうと、製品自体の欠けが発生してしまったり、金型側に材料が残ってしまう恐れがあります。
離型PETフィルム(シリコーンコートPET)が活躍
圧着させた金型から綺麗に剥がしやすいかどうかは、品質向上や作業性向上のために重要な役割です。そのため、ベース基材に対してシリコーンコーティングを施すことによって離型性を向上させた離型PETフィルム(シリコーンコートPET)が活躍します。
セパレータの役割を果たすことができるように、PETフィルムの表面改質(シリコーンコート)を行い、そのフィルムを用いることで剝がしやすくする作業事例が多いです。
離型PETフィルムを選定する際のポイント例
1.数量(ロット)
オリジナル品を作る場合、ロットが数万~10万㎡程度になってしまう場合が多い。数量が少ない場合は、在庫品からカットシートを作ることが有効。
2.剥離強度(単位N)
数値が小さいほど剥がしやすく(軽剥離)、数値が大きいほど剥がしにくい(重剥離)。
3.残留接着率(単位%)
数値が大きい方がフィルム表面に微粒子が浮遊しづらく、非接触側に移行しづらい。
上記の他にも、厚みや細かな性能等含めて素材評価が必要になるケースが非常に多いです。
またPETフィルムはシート状ですが、最近は「離型ポリ袋」の製造にも挑戦しています。
※弊社では、お困りごとの背景等を丁寧に確認させて頂き、適切な課題解決をサポートさせて頂いております。選び方がわからない場合も、ご質問頂けますと幸いです。