仕訳のルールとは!?(塚崎)
2021.12.29
こんにちは!
あと1週間ほどで2021年も終わりですね。
4月に入社してここまで本当にあっという間でした。
入社してからの変化としては、朝の目覚めが良くなりました(笑)。
学生の頃は一度眠るとお昼まで寝てしまうこともあるほどだったのですが、
目覚まし時計を設定しなくても同じ時間に起床出来るようになりました。
毎日の習慣で無理なく起きられるようになったので、
読書も習慣化できるようにコツコツと続けようと思います!
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このブログでは、経理・人事・労務関係の本を読んだ感想などを発信していきます。
社長が大の読書家ということもあり、弊社には何百冊という本がありますので、
題材には困りません!
今回読んだ内容は『数学が苦手な人のための簿記「超」入門 田村 正隆 著』の
『2章 数字が苦手でもよくわかる 仕訳のルール』です。
その中から仕訳のしかたについてご説明します!
【仕訳のしかた】
会社では家庭と違い、はるかに多くのお金やモノが出入りするため、
単式簿記では記録が追いつきません。
そのため、現金以外も記録できる複式簿記を採用する会社が多いようですが、
複式簿記には2つの面があり、その2つに分けた取引を
左右に書き分けることを「仕訳」といいます。
仕訳には、「1つの取引を2つに分解して、
左右に書き分けて記録する」というルールがあります。
そして、簿記には「Tフォーム」という、帳簿や伝票などの左右に書き分ける
記入形式を簡略化したものがあります。
文字通りですが、ローマ字のTの左側を借方、右側を貸方とし振り分けていきますが、
どちらに何を書くかは仕訳のルールで決まってきます!
また、簿記では、現金やお金に換算できるものを「資産」といいます。
例)現金、預金、商品など
この場合は、資産が増えたらTフォームの左側(借方)に、
資産が減ったら右側(貸方)に分けます!
次に、借金のようにいつか返さなければならないお金は「負債」といいます。
例)借金、後払いでまだ払っていないお金など
この場合、負債が減ったら左側に、負債が増えたら右側に分けます。
そして、会社が儲けて積み重ねてきたお金などは「純資産」といいます。
例)資本金:ビジネスを運営する上での元手金のこと
この場合は、純資産が減ったら左側、
純資産が増えたら右側に分けます!
このようにして、仕訳のルールは決まっていますので、
まずは取引を原因と結果の2つに分けて、勘定科目を選び、
仕訳のルールに従って左右に書き分けましょう!
この本には文字だけでなくカラーで図示されているのでとてもわかりやすかったです!
実際に簿記に携わることはないですが、お金のグループが分かってきた気がします!
少しでもスムーズに仕事を進められるように今後も勉強を続けようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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参考文献
田村 正隆(著)数学が苦手な人のための簿記「超」入門 株式会社ナツメ社 pp31-pp56