簿記の基本はこれだ!(塚崎)
2021.12.10
こんにちは!
もう12月に入りましたね。
1年の早さに驚くばかりです。
毎年この時期になると「今年の漢字」を家族で考えます。
私は「金」を予想しました!
今年は東京オリンピックが開催され、金メダルが過去最多だったことが強く印象に残っています。
ぜひ皆様も今年の漢字を考えてみてはいかがでしょうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このブログでは、経理・人事・労務関係の本を読んだ感想などを発信していきます。
社長が大の読書家ということもあり、弊社には何百冊という本がありますので、
題材には困りません!
今回読んだ内容は『数学が苦手な人のための簿記「超」入門 田村 正隆 著』の
『1章 はじめに理解しておきたい簿記の基本の「き」』です。
簿記と言えば経理業務の印象がありますが、ビジネスにはお金がつきものです。
そのため、さまざまな人とスムーズに業務を進めるには、
お金について理解する必要があります!
そもそも簿記とは、お金の出入りを帳簿などに記入することを指します。
簿記には以下の2種類があります。
1.単式簿記:お金の出入りを中心に記録する方法
(例)家計簿やお小遣い帳など
2.複式簿記:現金以外の受け取り方法や、
現金以外の「モノ」の増減も正確に記録する方法
会社では家庭と違い、はるかに多くのお金やモノが出入りするため、
単式簿記では記録が追いつきません。
そのため、現金以外も記録できる複式簿記を採用する会社が多いようです。
すべての会社は1年に1回以上、会社の経営状態を表す「決算報告書」の作成が
義務付けられています。
上場企業は四半期決算という、年に4回報告書を開示する必要があります。
決算報告書を一度見たことがある人はわかるかもしれませんが、
数字が並んでおりとても難しい印象を受けると思います。
かく言う私も、初めて決算報告書を見たときは何が書かれているか
全くわかりませんでした。
この決算報告書からは会社の経営状況や財政状況が掴むことができますので、
報告書をもとに、将来の経営方針を判断していくために必要となります。
また、決算時に簿記で作成する主な報告書は以下の2つです。
1.貸借対照表
決算時点での会社の財産がわかる
現金や商品、建物などの資産、借金がどのくらいあるかを示す
2.損益計算書
会計期間の会社の儲けがわかる
どんな収入をいくら得たか、どんな支払いをいくらしたか、
最終的にいくら儲け(損し)たかを示す
名前や文字だけで見ると漢字ばかりで難しい印象がありましたが、
この本にはわかりやすく図示されていますので、
興味がある方は一度目を通してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
参考文献
田村 正隆(著)数学が苦手な人のための簿記「超」入門 株式会社ナツメ社
pp12-pp30