簿記の3つの決まりを覚えよう!(塚崎)
2021.12.21
こんにちは!
福井県では本日夕方より雪の予報が出ました。
私は12月入ってすぐにノーマルタイヤからスノータイヤに交換し、
スコップなども車に積んでいますので、いつ雪が降り出しても大丈夫です!
雪が積もると「わだち」という多くの車両が通過することによってタイヤ跡ができます。
わだちにはまると、ハンドルの制御がきかなくなるため大変危険です。
普段から安全運転を意識していますが、いつも以上に意識して運転しようと思います!
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このブログでは、経理・人事・労務関係の本を読んだ感想などを発信していきます。
社長が大の読書家ということもあり、弊社には何百冊という本がありますので、
題材には困りません!
今回読んだ内容は『数学が苦手な人のための簿記「超」入門 田村 正隆 著』
の『2章 数字が苦手でもよくわかる 仕分けのルール』です。
その中から簿記の3つの決まりについてご説明します!
<1つ目の決まり>
簿記では、お金やモノの増減を「取引」といいます。
簿記での「取引」は一般的な「取引」とは意味が異なります。
・一般的な取引:商品の注文を受けたり、賃貸の契約を結んだりすること
→これは簿記の取引には含まれない
・簿記で扱う取引:お金やモノが増減したとき
→商品を売り上げたり、商品を盗難されたりすることは簿記の対象となる
注文を受けたり契約書を交わしたりするだけでは財産に影響がないため
簿記では取引の対象になりません。
ここではお金やモノが増減したかがポイントですね。
<2つ目の決まり>
誰でもわかるグループ名【勘定科目】を使うことです。
勘定科目とは、何の金額かを示す名目のことを指します。
同じ内容のものは同じグループで記録することで正確に集計ができ、
ひと目でお金の内容がわかります!
例)ある日の昼食はパスタで、別の日はハンバーグのようにメニューが異なっても、
名目は「ランチ代」など
名目を統一することがポイントになりますので、
まずはよく見る勘定科目からどういうものが含まれているか見てみようと思います!
<3つ目の決まり>
1つの取引を2つの面から記録することです。
どんな取引にも必ず2つ以上の面があり、
二面的に記録することでより詳しく経営状態を把握することができます!
会社の簿記は一般的に複式簿記ですが、
この複式とは1つの取引を2つに分けて二面的に考えることを指します。
例)パンを買う取引があった場合
→1つの面:パンが手に入った
2つの面:お金が減った
このように、取引には「原因」と「結果」の2つの面があることがわかります。
先ほどの例で言うと、お金が減ったというのは「原因」、
パンが手に入ったというのが「結果」です。
3つ目のポイントは2つの面からみることでした!
以上3つの決まりを知ったことで、簿記に対する難しい印象が、少しずつほぐれてきました!
まだ、家計簿をつけたことがないですが、今後つけるときにも役に立つ知識だと思いますので、
今からしっかり身に付けたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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参考文献
田村 正隆(著)数学が苦手な人のための簿記「超」入門 株式会社ナツメ社
pp31-pp56