用途に合わせたポリ袋の着色方法
2024.03.05
皆さんこんにちは。
豊ファインパックの深田です。
いよいよ北陸新幹線が
福井県まで接続しますね!
次の出張の際は、北陸新幹線で伺います。
乗り慣れた電車ではなくなる不安はありますが、
新しく出来た越前たけふ駅に行くのが
楽しみで仕方ありません。
駅に隣接した道の駅があるらしく、
大好きな鮮魚料理の他、ソースカツ丼や
ボルガライスも楽しめるようです。
お土産にも困らないのが嬉しいですね。
参考:福井県公式観光サイト
今回のブログ内容
今回は、ポリ袋の着色について解説します。
ポリ袋は透明(~半透明)ですが、
中身を隠したい場合や、見た目を華やかにしたい場合、
ポリ袋に色をつけることができます。
方法は、大きく2つあります。
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1.着色加工
袋の形にする前のフィルム製造(製膜)時に、
着色剤顔料(マスターバッチ)を混ぜることで、
ポリ袋全体を均一に色付けすることができます。
●メリット
・ポリ袋全体を色付けできる
・着色カラー見本帳から希望の色を選べる
・印刷加工よりも低コスト
●デメリット
・フィルムの厚みが薄かい場合や、
・着色剤の含有割合が少ない場合(=薄い着色を希望の場合)、
・製造ロットが非常に大きくなる(数千~数万枚)
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2.印刷加工
フィルム製膜後に印刷を施すことで、
ポリ、袋にロゴやデザインどを印刷することができます
●メリット
・指定位置にのみ印刷できる
・表裏や複数色の印刷も可能
・デザインの自由度が高い
●デメリット
・ポリ袋の両端5~10mm程度は印刷できない
・印刷デザインの打ち合わせにAIデータが必要
・着色加工よりもコストが高い
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着色加工、印刷加工それぞれに長所と短所があるため、
用途や目的、条件に合わせて、最適な方法を選ぶ必要がありますので、
ぜひご相談ください。
用途例
着色加工:中身を隠したい場合(濃い色)
識別用に着色したいが、中身を見せたい場合(顔料含有率を低くして対応)
印刷加工:ブランドロゴやデザインにより、販促効果を高めたい場合
工場などで識別記号を用いる場合