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厚手ナイロンポリ袋で金属部品によるピンホールの改善

2020.09.07

自動車部品メーカーF社様の事例をご紹介させていただきます。
F社様では、自動車向けの金属部品を生産されていて、部品を真空包装し国内外に出荷されていました。
しかし、海外輸送の場合に、ナイロンポリ(NYPE)袋が破れる不具合があり、弊社にご相談いただきました。

真空包装時に穴が空いてしまった

お困りごと
・海外輸送時に袋が破れる不具合。
・真空包装時にピンホール(穴あき)が発生。

F社様では、もともと突き刺し強度の強いNYフィルムを使用したNYPE袋の採用を検討されておりました。しかし、評価を進めていくうちに、真空包装時に製品に角があったため、尖った部分によってフィルムが伸びきってしまい、ピンホールが発生するという不具合が発生しました。そのため、突き刺し強度が今のままでは、足りていない状況でした。そこで弊社からご提案いたしましたのは、NYフィルムを2層に増やしたフィルム構成のNYPE袋です。

サンプル評価を進めていたが…

ご評価いただいたところ、一時的には問題なく使用いただいておりましたが、一部の袋で穴が開く不具合が再度、発生してしまいました。
そこでNYフィルムを2層に増やしたNYPE袋に対して、NYフィルムとPEフィルムの厚みを増やすことをご提案いたしました。

ピンホールや破れの改善に成功

NYフィルムを2層にし、厚みを最大限に増やすことで、袋に穴があく不具合や運送時の破れを改善出来ました。

このようにフィルム構成を一から考え、お客様のご使用用途に合わせて提案させていただくことも可能です。ぜひ一度、お困りごとをご相談ください!

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