乾燥剤や脱酸素剤と袋の組み合わせ
2020.09.03
こんにちは。好きなお菓子は柿の種の安孫子です。
お菓子の袋にたべられませんと書かれた小袋が入っていることがありますね。
あのたべられませんの中身にいろんな種類があることを最近知っていますか?
今回はあのたべられませんのうち、特に乾燥剤と脱酸素剤についてご紹介します。
食品を包装するお問い合わせがあったときに、
乾燥剤(シリカゲル)か脱酸素剤は使われますか?と質問することがあります。
それは乾燥剤に合った袋と、脱酸素剤に合った袋が違うためです。
この組み合わせを理解していないと、せっかく乾燥剤を入れたとしても、効果がきれやすくなってしまいます。
そのため、それぞれの特徴を理解していきましょう。
乾燥剤(シリカゲル)
乾燥剤でよく使われるのは、シリカゲルといって、ケイ酸ゲルを脱水・乾燥した物質です。
シリカゲルは、水分を含むと品質が落ちる商品に使用されます。
せんべいやクッキーなどのパリパリ、サクサクした食感の食品によく入っています。
ですので、防湿効果のあるナイロンポリ袋やアルミ袋をおすすめしております。
脱酸素剤
脱酸素剤は水分を多く含んだ食品の酸化やカビの発生を防ぐために使用されます。
羊かんやカステラなどのしっとりした食感の食品によく入っています。
脱酸素剤を使用する場合は、ガスバリア性の高い袋を使用する必要があります。
ですので、バリアフィルムの袋やアルミ袋がおすすめです。
弊社には、防湿効果の高いナイロンポリ袋やガスバリア製の高いアルミ袋も取り扱っております。
どの袋が適しているかお困りの際には、お気軽にお問い合わせください。