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袋の口がカールする現象について

2020.09.03

こんにちは。
先日、福井で60cmほどの雪が積もったので、1mサイズの雪だるまを一人で作った安孫子です。
作った後は天気が良かったので、2日後には雪だるまの頭がなくなり、4日後には体も溶けて、ただの雪山になってました。
諸行無常を感じた出来事でした。

さて、今回は「ナイロンポリ袋のカール」について紹介いたします。

ナイロンとポリエチレンをラミネートしたナイロンポリ袋は真空パックとしてよく利用されます。

ナイロンという素材はポリエチレンと比べ酸素透過度が低い特徴がありますが、欠点として、融点が210℃以上である為、ヒートシールでの製袋では袋に加工することが出来ません。

その欠点を補うために、融点が低いポリエチレンとラミネートすることで、酸素透過度が低くヒートシールができるナイロンポリ袋が製造できます。

ナイロンポリ袋には、口幅部分にカールがかかっていることがございます。

ナイロンとポリエチレンをラミネートした際に、張力の強い方に引っ張られてしまうため発生してしまいます。
ポリエチレンとラミネートした場合にはポリエチレン側にカールすることがございます。

この問題を解決する場合は、フィルムの構成を変更することでカールを抑えることができる場合がございます。

もしナイロンポリ袋のカールでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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