食品の風味や鮮度の劣化から守るガスバリア性能とは(試験写真あり)
2020.09.03
こんにちは!
今日はホワイトデーですね!何をお返しするか1週間くらい悩んだ安孫子です。
女性社員さんには福井のケーキ屋さんで買ってきたマカロンを渡しました。
一個余分に買ってしまったので、私も食べましたが、程よい甘さで美味しかったです。
毎年、ホワイトデーにはゴディバのチョコをお返ししていたのですが、ゴディバは福井には無さそうなので悩んでいたら、観光雑誌にマカロンが美味しそうに掲載さされていたので決めました。美味しいと好評だったので嬉しく思います。
さて、今回は【ガスバリア性能】についてご紹介致します。
ガスバリア性能とは、空気中の酸素などから包装している製品を守る性能のことです。
酸化によって品質を悪くしてしまう食品などは、ガスバリア性能の高い包装資材を使用して頂く必要がございます。
ガスバリア性能の高い主な素材は
・アルミ
・バリアナイロン
などがございます。
こちらの素材を袋に使用することで、内容物を酸化から守ることができます。
例えば、一般のポリ袋で真空包装をしたとしても、一定の期間が経つと空気が透過してしまい、真空状態を保てなくなります。
ポリ袋(LLDPE)とナイロンポリ袋(NYPE)で食品を真空包装した場合の比較実験をしてみました。
>>試験方法
・対象素材:りんご(半切り)
・包装方法:真空包装
・比較対象:一般的なポリ袋とナイロンポリ袋
・試験期間:2週間
ポリ袋で真空包装したりんごは、黄変しておりますが、
ナイロンポリ袋で真空包装したりんごは、包装時とほとんど変化はございませんでした!
またアルミの場合、ガスバリア性だけでなく、防湿や遮光性も高いため、高い性能を求められる場合にはアルミ袋がおすすめです。
なお、脱酸素剤を併用して包装することで、より内容物を酸化から防ぐことが出来ます。
酸化防止目的の包装を検討されている方はぜひ弊社までお問い合わせ下さい。
試験に使用したナイロンポリ袋:バリアナイロンポリ三方シール袋 脱酸素剤対応