PETフィルムとは
2020.09.03
Magandang araw!(こんにちわ)
現在、フィリピンに出張中なので、タガログ語で挨拶してみました。
フィリピンの夜市を毎日散歩している安孫子です。
PETとは、ポリエチレンテレフタレート樹脂のことで、ポリエステルの一種です。
普段使っているペットボトルもPETですし、最近では液晶テレビのフィルムとしても使われていたりします。
PETの特徴としては、透明性が良く、コシがあることがあげられます。
フィルムにコシってあるの?と思う方もいるかもしれませんが、実際に触って比べてみるとコシがあるという表現がピッタシだということが分かります。
ペットボトルに巻きついているフィルムもほとんどがPETフィルムですので、ぜひ触ってみてください。
いわゆるポリエチレン(PE)製のレジ袋と違って、引っ張っても伸びないですし、ピシッとしていることが分かります。
PETフィルムは離型フィルムとも呼ばれたりするのですが、表面にシリコンコーティングされているものがあり、粘着剤に触れたり、温度や圧力がかかった場合でもすぐに剥離(剥がす)することができます。
ですので、シールなどの粘着性シートの台紙に使われたりもします。
シリコンコーティングのないフィルムは、電子部品の製造工程などで使われます。シリコンの転写を防ぎたいときはコーティングなしのものを使用するなど、用途に応じて使い分けがされています。
よくPETとPEとPPがこんがらがってしまうので、しっかりと整理しておきましょう。
PEとPPの違いについて
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離型PETフィルム