無添加タイプ袋の特徴について

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    目次

      無添加タイプ袋の特徴

      • クリーンルームでの使用が可能
      • 発塵性が著しく低い(ブリードアウトしない)
      • 添加剤を不使用

      無添加タイプ袋について

      無添加タイプ袋とは、添加剤を使用していないポリ袋のことを指します。

      無添加ではない、一般的に使用されている通常のポリエチレンフィルムはフィルムの成形や加工をしやすくするために下記のような添加剤を使用しています。

      ・酸化防止剤
        製造の際の樹脂コゲを発生しにくくするため
        酸化劣化を防ぐため

      ・スリップ剤
        袋へ加工する際の生産性を向上させるため

      ・アンチブロッキング剤
        袋の口開きをよくするため

      上記添加剤の種類や使用目的は一例ですが、このような多くの添加剤を使用してポリ袋は製造されております。

      これらの添加剤は、ブリードアウト現象が起こり、フィルムの表面にすこしずつ細かな塵のような形で浮き出て来ます。

      このブリードアウトした添加剤で塵が発生してしまったり、添加剤と薬品が変な化学反応を起こしてしまったり、精密な製品に細かなキズを付けてしまったりということが起こります。

      このような不具合を防止できるのが、無添加ポリエチレンなのです。

      ブリードアウト現象について

      「ブリードアウト現象」とは、フィルムを製造する際に使用した スリップ剤や酸化防止剤等の添加剤が時間の経過によりフィルムの表面に 浮き出てくる現象のことです。

      袋を長期間保存しておくと、フィルムの表面に白い粉のようなものや 斑点が付着している状態になっているものが発生します。

      包装対象となる製品によっては、このブリードアウトした添加剤が 製品に付着することによって不具合が生じてしまったり、 製品自体に不具合は無いものの、異物が付着しているということで クレームが発生してしまったりすることがあります。

      ブリードアウト対策としては、添加剤を使用していない無添加ポリ袋をご使用いただくことをおすすめしております。

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