レトルト用の袋・使い方
2008.11.20
平成20年11月20日号 バックナンバー
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レトルト用の袋・使い方
当社のウエブサイト「包装技術ねっと」には、毎日30件以上のお問合せをいただいております。
主に企業向け、工場や製造業向けを中心に情報提供をさせていただいておりますが、まれに個人の方や、自営業の方、飲食店などからもお問合せをいただいております。
飲食店関係のお客様からの「レトルト用の袋」についてのお問合せについては、誤解されている場合が多いようです。
現在、一般的にレトルト食品は流通してますが、この方法はおよそ40年前に市場にお目見えしました。ちなみに、世界初の一般向けレトルト食品は、1968年に大塚食品が発売した「ボンカレー」だそうです。
当社にいただいたお問合せのうち、レトルト用の袋についての誤解は、「レトルト用の袋に包装すれば、レトルト食品になる」というものです。
結論から先に申し上げると、それは間違いです。
そもそも「レトルト」とは食品を殺菌し、保存性を高めるための加工方法です。もとはといえば、米軍が缶詰に変わる食品保存方法として開発されました。
専用の袋の食材を入れ、袋全体に高温の蒸気を高圧力で吹き付けることにより、袋全体を殺菌します。この機械を「レトルト釜」と呼びますが、つまり、レトルト包装を行うためには「レトルト釜」のような設備が必要だということになります。
しかし、「レトルト釜」は比較的大型で、設備費用もかかるため、一般的な飲食店や個人の方がお持ちである、ということはほとんどないのが実情です。
つまり、いくらレトルト包装用の袋を使用していたとしても、「レトルト殺菌加工の設備がないと、レトルト食品は作れない」のです。
レトルト釜が必要です
成功事例
今回は匿名のお客様の事例をご紹介します。食品包装用に、当社の「防湿酸化防止ポリ袋」をごさいよういただきました。
1)今回、弊社の商品をお買い上げいただいた訳ですが、当初、何かお困りの事があったのでしょうか?
家庭用の○○機を使っているのでフィルム少し硬く、使うときにフィルムを揉んでから真空に引きやすくしてつかっていました。以前は業務用の真空パック装置を使ってました。
2)いろいろなウェブサイト・企業がある中で、どうして当ウェブサイトからご購入いただいたのですか?
安さと品揃えから選びました。また、他社のものは見積もり額が高いので止めました。
3)弊社の商品を実際に使用してみていかがでしたか?
問題なく使わせてもらってます。基本は、まとめ買いした食材の保存と調理済み食品の短期保存です。
4)商品を知ってから注文するまでに何か躊躇することはありましたか?
食材サイズと袋サイズの最適相関がわからないのでサイズ決定に迷いが出ました。
5)4)で躊躇することがあった方はどうやって解消されましたか?
男のカン!
6)購入する際、決め手になったのは何でしたか?
耐熱性と耐酸素透過性
お役に立てて大変嬉しく思います。ありがとうございました。
今回ご購入頂いた製品
◇「いつか使える」情報のコーナー
■ 石川遼 選手について
当初、フジテレビジョンの新報道プレミアAでは、サンバイザーをつけている姿から「サンバイザー王子」と呼んでいたが、まったく定着しなかった
※ウイキペディアより引用
▼編集後記
いよいよ寒い季節がやってきました。
経済状況も寒い時期が続いているようです。アメリカ、ヨーロッパとも同時不況の様相ですが、春に備え、やるべきことを粛々と行うだけだと考えております。
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