帯電防止フィルムとは?

2024.07.05

1) 帯電防止フィルムとは?

電子部品業界や、クリーンルーム向けで
使用される「帯電防止フィルム」ですが、
その原理は以下の様なものです。

・親水性がポイント
フィルム表面に界面活性剤を添加する、
またはフィルム自身が、親水性の
高い層を形成します。

この層が空気中の水分を吸着し、
静電気を瞬時に空気中に
放出することにより、
帯電防止性、導電性を保ちます。

なお、さらに高い導電効果を
得るために、カーボンをフィルムに
練りこむ方法があります。

カーボンブラックなどの
導電性添加剤を練り込むことで、
静電気をフィルム全体に拡散させ、
帯電を抑制します。

高い導電性を持ちますが、
光が遮断されるなどの
デメリットもあります。

なお、帯電防止効果が高いものほど
コストは高くなりますので、用途や
必要性により、ご提案するものが
変わります。

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2) 2024年の企業の賃上げ動向

2024年も、人手不足と物価高を
背景に、多くの企業で賃上げが
実施されています。

厚生労働省の毎月勤労統計調査に
よると、2023年12月の実質賃金は
前年から1.9%減少しており、
21ヶ月連続のマイナスでした。

一方、現金給与総額は
前年から1.0%増加していますが、
物価高に賃上げが追いついて
いない状況です。

・賃上げ率の予測
労務行政研究所が行った調査によると、
2024年の賃上げ率は、定期昇給と
ベースアップを合わせて
平均3.66%と予測されています。

これは2023年の予測である3.60%を
上回る結果です。

・業界・企業規模による格差
大企業と中小企業の格差:
大企業では5%以上の賃上げ率が
続いている一方、中小企業では
人手不足や資金繰りの問題から、
賃上げ率が低迷している
傾向が見られます。

業種による格差:
人材獲得競争が激しい製造業を中心に、
賃上げ率が高い傾向が見られます。

・今後の見通し
政府は、賃上げを促すために
「中小企業の賃上げ促進税制」
などの支援策を講じています。

また、労働組合も賃上げ要求を
強めており、今後も賃上げ率は
上昇していく可能性が高いと
考えられます。

◇「いつか使える」情報のコーナー

「フクイラプトル(恐竜)」について

日本の福井県で発見されており、
日本国内で発見された肉食恐竜
としては初めて全身骨格が復元された

※ウイキペディアより引用

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▼編集後記

局地的な大雨が降る時期になりました。

過去には、福井県でも大規模な
浸水が起こっていますので、
警報などが出ると緊張しますね。

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