災害時に活用されるビニール袋
2012.06.20
平成24年6月20日号 バックナンバー
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災害時に活用されるビニール袋
先日、東日本震災の際に、ビニール袋が活用されたという話を
聞く機会に恵まれました。通常とは異なる方法として活躍しています。
1)保温目的で着る
災害時は夜に気温が下がり、寒さ対策が必要になりますが、このような場合には大きめのビニール袋の底部分を切り、顔だけ出してビニール袋をすっぽり被ります。通気性がないので、体温を逃がしにくくなり、保温効果が得られます。
2)飲料水の保管、運搬に使う
緊急時には水の確保が必要ですが、保管できる容器の数が限られている場合、ビニール袋を何枚か重ねて、飲料水を保管することができます。もちろん、運搬することも可能です。
3)簡易トイレとして使う
トイレが故障している場合などに、ビニール袋を簡易トイレとして使用することができます。
4)仕分けするのに使う
避難所などでは、モノを仕分けするのに何枚かのビニール袋に分けて保管したり、運搬したりするために大量に必要になったそうです。
5)放射性物質の汚染地域で
放射性物質の汚染地域では、大量のビニール袋が使われました。汚染地域に入る際には持ち物は全てビニール袋に入れ、地域から出た後は全てビニール袋から出す、ということが実施されました。
このように、災害の際には、ビニール袋が活用されています。
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◇「いつか使える」情報のコーナー
ボーイング787(次世代型航空機)について
ボーイング787は機体の70%近くを海外メーカーを含めた約70社に開発させる国際共同事業である。
※ウイキペディアより引用
▼編集後記
おかげさまで、読者数が6000人を超えました。ありがとうございます。月に二回の発行とはいえ、それなりに執筆は大変なのですが、読んで頂いている方に少しでも有用な情報を、と考えて作成しております。
今後とも宜しくお願い致します。
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