界面活性剤を不使用の帯電防止ポリ袋
2021.12.05
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界面活性剤を不使用の帯電防止ポリ袋
ポリ袋の素材であるポリエチレンや
ポリプロピレンなどの樹脂製品は、
静電気を帯電する「絶縁体」です。
従いまして、ポリ袋は、周辺の空気中に
存在する静電気や、摩擦や衝突に
よって発生する静電気をため込む
性質がございます。
ポリ袋が静電気を帯電すると、
「フィルムの静電気がホコリを呼び寄せ、
フィルムに密着する」
ことが起こるため、
クリーンルーム内で使用する場合や、
そもそも静電気が不良に直結するような場合には、
帯電した静電気を空気中に逃してくれる
「帯電防止ポリ袋」が使用されています。
今回の成功事例は、以前からすでに
帯電防止ポリ袋を使っていたA社様です。
帯電防止ポリ袋を使っているのに
起こったトラブルはというと・・・
問題になっていたのは、A社様が使用していた、
「界面活性剤練り込み型」の帯電防止ポリ袋でした。
「界面活性剤を練り込んだ帯電防止ポリ袋」は、
フィルム表面に微細な添加剤(界面活性剤)を溶出させて
帯電防止効果を得るのですが、
A社様で製造し、包装した製品に、
この添加剤が付着してしまい、
クレームが発生したとのことでした。
そこでご提案するのが、「界面活性剤を使用しない」
帯電防止効ポリ袋です。
樹脂自体に帯電防止効果があるので、
添加剤(界面活性剤)を使用する必要がありません。
また、溶出の度合いによって帯電防止効果に
バラつきのでる添加剤とは異なり、
安定した帯電防止効果が得られます。
乾燥しやすい冬になると、
静電気に関するお問い合わせが増えます。
界面活性剤を使用しない帯電防止ポリ袋で、静電気対策を!
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◇「いつか使える」情報のコーナー
「トウモロコシ」について
日本への伝搬は3つの経路があるが、
最も古い経路は南西経路と呼ばれる
ヨーロッパ人から伝えられた経路である。
いくつかの説があるが、ド・カンドルは
1573年から1591年頃(天正年間)に
ポルトガル人によって熱帯型の硬粒種
(フリント種)が長崎にもたらされたとしている
※ウイキペディアより引用
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▼編集後記
緊急事態宣言が解除され、久しぶりに
会社の食事会が再開されました。
とはいえ、念のため、人数を制限して、
複数回に分けての実施となりました。
最近は「飲みにケーション不要」という
記事をよく見かけますが、
歴史を見れば、日本であれ、
欧米であれ、実に様々なことが
「会食を通じて」決められてきました。
「会食で歴史が決まってきた」とも
言えると思います。