防錆ポリ袋・シート

防錆効果について

袋にいれるだけ、シートで包むだけで錆を防止できます。
密封して保管した場合、効果は1年以上持続します。

対象素材

鉄、ステンレス鋼、亜鉛、アルミニウム、銅、真鍮、鋳鉄、すず、ニッケル、マグネシウム
鉄、銅、真鍮の3素材で日本～ドイツの輸送テストを実施し、全て錆の発生はありませんでした。

使用している防錆剤について

ココナッツから抽出した飽和脂肪酸をメインに、クランベリーとミルクを組み合わせて製造することにより、環境や人体への影響に配慮した、まったく新しいナチュラル気化性防錆剤を使用しています。
この防錆剤はアミンとニトライドという物質を使用していません。特定のアミンとニトライドによる合成反応は、発がん性を引き起こす化学物質が発生する恐れがあり、欧州では使用を禁止または規制されています。
特定アミンは皮膚に異常(痛み、ただれ等)を起こすことが確認されており、フィルムを扱う梱包作業の方々に対し、注意深い健康管理が必要です。このアミン・ニトライドを使用しておらず、また食品衛生法の資格基準を満たしており、安心してご使用頂けます。
また、世界に先駆けた防錆剤と特殊原料を配合することにより、防錆機能の持続力を向上させることにも成功しています。

「面倒な手間」にサヨナラ

防錆油を使うとき、複雑な形の製品にしっかり油を塗るの、大変ですよね。いざ、保管していた製品を使うとき、毎回油を落とすのって、とっても手間だし時間がかかりますよね。
包むだけ。使うときには、外すだけ。
防錆ポリ袋・シートのいいところは、製品を包めばOKという手軽さ。製品を使うときには、袋から出す・シートを外すだけでOKという手軽さ。油を落とすと、洗浄用の水だったり、その作業にかかる時間や人件費などコストがかかってしまいますが、防錆ポリは、捨てるだけなので数秒です。

なお、防錆ポリは気化した防錆剤が内容物を包むことで、錆の発生を防ぎます。そのため湿気による錆を防ぎたい場合は、真空包装を行わなくても防錆の効果を発揮いたします。
また、水蒸気以外の硫黄やガスなどによる錆を防ぎたい場合は、真空の維持に効果的なエバール（EVOH）材質を使用した袋やナイロンポリ袋（NYPE）をおすすめいたします。

防錆ポリ袋って、本当に錆対策に効果があるの？

というわけで、錆を本当に防いでくれるのか試してみました。
防錆フィルムはフィルムの厚みによって効果が異なる(厚い方が効果が高い)ため、厚み別に２種類試験を実施しました。

試験の条件
対象素材：クリップ(鉄製)
保管方法：錆を加速させる為、少量の水とクリップ１つを袋に封入
比較対象：一般的なポリエチレン袋
試験期間：2017年1月31日～2018年1月31日(1年間)
試験結果
防錆ポリ袋に入れた方のクリップは、1年間で一切錆は発生しませんでした！

防錆剤メーカーの方でも複数の素材に対して輸送試験を実施しており、そちらでも高い効果を得ています。

追加加工 (有料)

• 長さカットNG
• 袋への印刷NG

環境調査関連情報

• RoHS指令対応
• REACH規制対応
• ICPデータ有
• SDS資料有

お客様の声

• 鉄製のフランジを製造しており、その保管用です。今までは防錆油を塗っていましたが油の除去が非常に手間でした。 防錆ポリ袋はこの問題を全て解決できそうだったので購入しました。
• 金型を保管しておく際使用します。防錆油とは別の方法を探していたところ、こちらの防錆フィルムを見つけました。手軽に防錆できて非常に便利です。
• 鉄材の錆防止のため使用しています。こちらの防錆ポリ袋のサイズがぴったりだったので購入しました。
• 電子部品に使用する銅線の錆対策として使用しています。環境や人に配慮した成分を使用している点が気に入っております。